「卒業」は人生の節目!日本ならではの卒業文化とは?

日本では3月になると、あちこちの学校で卒業式 が行われます。
「卒業」と聞くと、多くの人が思い出すのは…
先生の涙のスピーチ!
クラスメイトとの最後の写真!
制服の第2ボタンをめぐるドキドキの瞬間!
でも、実は日本の卒業文化には、海外の人が驚くユニークな習慣や感動の瞬間がたくさんあるんです。
今回は、「卒業」をテーマに、日本の「卒業」についてご紹介していきますね。

◎ そもそも「卒業」とは?日本と海外の違い
「卒業」とは、ある学校やコースを修了し、新しいステージへ進むこと。
これは世界共通の概念ですが、国によって卒業のスタイルは大きく異なります。
【日本の卒業
-3月に一斉に卒業式!(大学は2月・3月)
-厳かな式典が中心で、涙のスピーチが定番
-先生や友達との「最後のお別れ」が強調される

【海外の卒業】(例:アメリカ・ヨーロッパ)
-卒業時期は学校によって異なる(アメリカは5〜6月が多い)
-卒業パーティーが盛んで、卒業式よりも「お祝い」の意味が強い
-アメリカでは「キャップ&ガウン(四角い帽子&黒いローブ)」を着るのが一般的

日本の卒業式は、海外と比べて「感動」と「別れ」の要素が強いのが特徴です。これは、日本の文化の中にある「絆」や「仲間とのつながりを大切にする精神」と深く関係しています。

◎ 日本の卒業ならではの特徴とは?

~ 号泣必至?!「涙の卒業式」

日本の卒業式は、基本的にとても厳かな雰囲気。
しかし、卒業証書の授与や先生のスピーチが進むにつれて…
「みんなとの思い出は一生忘れません…!」
「先生、今までありがとうございました…!」

~ 泣き出す生徒が続出!
特に、小学校や中学校では、卒業生だけでなく先生まで泣いてしまう ことも!(先生の涙につられて、クラス全員が号泣…なんてことも!)
海外の卒業式は「お祝い」の意味が強いのに対し、
日本では「旅立ち」と「お別れ」の意味が強いため、感動的な式になることが多い のです。

「卒業アルバム」は一生の宝物 ~

日本の卒業式では、卒業アルバム がとても大切にされます!
クラス写真、修学旅行の思い出、先生のメッセージなど。卒業アルバムには、一人ひとりの個別写真や思い出のコメント も載っているので、「卒業後、数十年経っても見返したくなる!」という人が多いようです。
一方海外では、卒業アルバムがある国とない国があり、特にヨーロッパでは、アルバム文化がほとんどないそうです。

日本の卒業は「感動」と「別れ」の特別な瞬間
日本の卒業式は、大切な仲間や先生との別れ、そして新たな未来への旅立ち の象徴です。式典では涙のスピーチや思い出の詰まった卒業アルバムが登場し、多くの人が感動の瞬間を迎えます。
海外の卒業式が「お祝い」の意味を強く持つのに対し、日本では「感謝」や「思い出」を大切にする文化が根付いています。

卒業はゴールではなく、新しい未来への第一歩。
これから旅立つすべての卒業生へ、心からおめでとうございます!

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