日本の「小正月」ってなに?〜もう一つのお正月〜

日本には、お正月が2つあることを知っていますか?
一つは、みなさんがよく知っている 1月1日のお正月。そして、もう一つが 「小正月(こしょうがつ)」 です。
小正月は、1月15日ごろにあります。今ではあまり大きな行事ではありませんが、日本人の生活や考え方がよく表れている、大切な文化です。

【大正月と小正月のちがい】
1月1日のお正月は、大正月(おおしょうがつ) とも言います。
大正月
– 家族で集まる
– 新年のあいさつをする
– おせち料理を食べる
◎小正月
– お正月の終わり
– 日常に戻る準備をする
– 静かに気持ちを整える日
日本では、「始まり」と「終わり」 をはっきりさせることを大切にします。
小正月は、お正月の区切りの日なのです。

【小正月の由来】
小正月は、もともと 旧暦(昔の月のカレンダー)の1月15日、その年で最初に来る 満月の日として祝われていました。昔の日本人は、満月がめでたいものとして大切にしていました。

小正月に食べるもの
地域によって少し違いはありますが、小正月の朝に食べる伝統的な食べ物がいくつかあります。


◎小豆粥(あずきがゆ)
小豆と米で作った「小豆粥」を食べ、 無病息災(けんこうで暮らせるように) を願うのです。小豆には 悪いものを追いはらう力があると昔から信じられています。


◎餅(もち)やぜんざい
これは神さまの力を受け取る と言われています。鏡餅を焼いて食べたり、ぜんざいにして食べたりする地域もあります。

【小正月の行事や飾り】
小正月には、昔からこんな行事や飾りもあります。
◎どんど焼き
門松(かどまつ)やお正月飾り、書初めなどを燃やす火祭りです。その煙と一緒に 年神さまが山へ帰る と考えられています。この火で焼いたお餅を食べると、1年の無病息災と言われます。


餅花(もちばな)や繭玉(まゆだま)
木の枝に紅白(赤と白)の小さなお餅をつけた飾ったものです。これも豊作や健康を願う飾りとして使われます。

小正月は、派手なお祝いではないけれど、生活や心を整える大切な日です。
1月15日ごろに日本にいる人は、「今日は小正月なんだな」と思いながら、日本の 季節感や文化の深さを感じてみてください。
日本の冬が、少し身近に感じられるはずです。

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