5月の日本食 ~旬(しゅん)の味を楽しもう~

5月は、さわやかな新緑の季節です。
日本では「春から初夏にかけての旬(しゅん)の食材」がたくさんあります。
旬とは、その食べものがいちばんおいしく、いちばんたくさん採れる時期のことです。日本では、「その季節にしか食べられない味」を特別に大切にする文化があります。
今日は、そんな日本の「5月の旬の味」をいくつかご紹介します。

【旬の魚:かつお(鰹)】
◎「初がつお」といって、5月はかつおのシーズン!
◎日本では、かつおをスライスして「かつおのたたき」にして食べます。
 ネギ、しょうが、にんにくをのせて、ポン酢しょうゆで食べるのが人気です。
外国人に人気のポイント:生の魚でもあっさりしていて食べやすい!
豆知識:「初がつお」は“季節のはじまりを感じる魚”として、江戸時代から人気!

【春野菜:たけのこ・そらまめ・アスパラガス】
◎たけのこ(竹の子)は、春にしか食べられない特別な野菜。
 → 煮物や炊き込みご飯にして食べます。
◎そらまめ(空豆)は、大きなさやの中に入った豆。
 → 皮をむいてゆでて、塩でシンプルに。
ポイント:「旬」は、その食材がいちばんおいしい時期のこと!

【季節のおやつ:柏餅(かしわもち)】
5月5日は「こどもの日」日本ではこの日に、「柏餅」という和菓子を食べます。
 → おもちの中に、あんこ(甘い豆のペースト)が入っています
 → 外側の葉(柏の葉)は、食べません!香りを楽しみます。
こどもの日=子どもの健康と成長を願う日
柏餅は、お茶と一緒にどうぞ!

5月は、「初夏のはじまり」を感じる時期。
かつお、たけのこ、柏餅…日本には、その時期にしか食べられない“旬の味”があります。
ぜひ日本にいる間に、スーパーや和食のお店で探してみてくださいね!

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