戎(えびす)さんとは?

日本の福の神、戎(えびす)さんは、笑顔で人々を幸せにする存在です。
特に商売繁盛や豊漁の神様として知られ、全国の多くの神社で祀られています。その親しみやすいキャラクターと、にこやかな笑顔が外国人にも人気!今回は、戎さんについてわかりやすくご紹介しますね。

戎さんってどんな神様?

戎さんは、七福神の一柱で、唯一の日本出身の神様です。大きな特徴としては、
商売繁盛の守護神:
商人たちの信仰を集めています。
漁業の神: 魚を釣り上げる大きな釣竿と、魚が入った袋(または鯛)を持っています。
笑顔の象徴: 優しい微笑みで、人々を癒してくれる存在です。

戎さんは、豊かな生活と繁栄を象徴する神様として、多くの日本人に親しまれています。

戎さんに会えるお祭り

戎さんが主役のお祭りとして有名なのが、「十日戎(とおかえびす)」です。毎年1月10日を中心に、日本全国の戎神社で行われます。このお祭りは商売繁盛を願う行事で、特に以下のような風習があります。
福笹(ふくざさ):
竹の笹に縁起物をつけて持ち帰ります。商売繁盛のシンボルです。
「えべっさん」の掛け声:
関西地方では、戎さんを親しみを込めて「えべっさん」と呼びます。
にぎやかな雰囲気: 屋台が並び、参拝客でいっぱいになります。
外国の方にとっても、日本の地元文化を体験できる絶好のチャンスです!

戎さんのユニークな特徴
親しみやすい:
威厳のある神様とは違い、まるで優しいおじいちゃんのような存在感です。
鯛を持っている:
縁起の良い魚として「鯛」を抱えています。「めでたい」に通じているからです。
どっしりとした姿:
福々しい体つきは、豊かさの象徴です。

また、クローバー学院のある大阪・本町周辺で「えびす様」をお祀りしている神社として、以下の2つが有名です。

堀川恵比寿神社
「キタのえべっさん」として親しまれる神社で、商売繁盛の神様として信仰されています。毎年1月9日から11日にかけて行われる「十日戎」では、多くの参拝者で賑わいます。 

今宮戎神社
「ミナミのえべっさん」として知られ、商売繁盛や福徳円満の神様として広く信仰されています。特に「十日戎」の期間中は、多数の参拝者が訪れます。

戎さんは、日本の心温まる文化の一部です。笑顔の神様にお参りすることで、きっと心がほっこりする体験ができます。
「十日戎」や戎神社への訪問は、日本の暮らしや信仰を知る貴重な機会。ぜひ一度、戎さんに会いに行ってみてください!

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