日本は四季がはっきりしていて、冬になるととても寒くなります。そのため、日本語には「寒さ」を表す言葉がたくさんあります。
今日は、日本語で寒さを表すおもしろい言い方を紹介しますね。日本人の“感覚の細かさ”が伝わって、読むだけで楽しくなりますよ!
【さむっ!】
短くて、日常会話でとてもよく使う言い方。
急に寒さを感じたときの“反射的なことば”です。
【冷える】
体がだんだん冷たくなるイメージの言葉。
空気だけでなく、部屋や地面の冷たさにも使えます。
【凍える】
寒さが強く、体が“凍るように”感じるときに使います。
とても寒い日の表現。
【底冷え】
体の芯まで冷えるような深い寒さ。
特に京都の冬でよく使われる、日本語の美しい表現です。
【ぶるぶる】(オノマトペ)
体がふるえる様子を表した擬音語。
子どもから大人まで、会話でよく使われます。
【さぶっ】(関西弁)
関西地方でよく使われる「寒い」の方言。
軽く驚いたような、フランクな言い方。
[Let's learn Japanese phrases!]
さむっ!ダウンジャケットを持ってくればよかった。
夜になって、急に冷えてきたね。
外は寒すぎて、手が凍えそうだよ。
この部屋、底冷えするね。
朝の風が冷たくて、ぶるぶるするほど寒い!
さぶっ!手袋を忘れてしまった〜。
日本語には、気温そのものだけではなく、そのときの気持ちや、身体で感じる細かな変化まで表す言葉がたくさんあります。
もしあなたが日本の冬を経験するなら、ただ「寒い」と言うだけでなく、その寒さに どんな表情があるのかも感じてみてください。