日本では、新しい年の始まりに 神社へ行く「初詣(はつもうで)」 という習慣があります。神社は日本の伝統的な「祈りの場所」で、1年のしあわせや健康をお祈りするために多くの人が訪れます。
ここでは、初詣の楽しみ方や神社での作法をやさしく紹介しますね。
【初詣とは?】
初詣は、年があけて最初に神社へ行き、神さまにごあいさつする行事 です。人々はこんな願いごとをします。
・家族が健康で過ごせますように
・今年も仕事や勉強がうまくいきますように
・安全に暮らせますように
など。
日本では、とても大切な年中行事のひとつです。
【神社に行くときの楽しみ】
神社では、日本の伝統文化を感じることができます。
・大きな鳥居をくぐる
・おみくじ(運勢を占う紙)をひく
・お守りを買う
・神社の建築を楽しむ
など、静かで美しい空気の中で、気持ちが落ち着く場所です。
【神社での基本的な作法(やさしい説明)】
はじめての人でも大丈夫!
ここでは“シンプルで分かりやすい”作法の説明をします。
① 鳥居(とりい)をくぐる
神社の入り口にある赤い門が「鳥居」です。
神さまの世界への入り口と言われています。
➡ 軽くおじぎをしてから入りましょう。
② 手と口をきれいにする(手水:てみず)
神社に入ると、水が流れている場所があります。
ここで体と心をきれいにする意味があります。
やり方は:
もう一度左手を洗う
1. 右手でひしゃくを持ち、水をすくう
2. 左手を洗う
3. 左手に持ち替えて右手を洗う
4. 左手に水を少し入れて口をすすぐ(飲まない)
③ お賽銭を入れてお祈りする
神さまの前で祈るときの基本は 「二礼・二拍手・一礼」 is.
1. お賽銭を入れる
2. 深く2回おじぎ
3. 手を2回たたく(パン・パン)
4. 目を閉じて、お願いごと
5. 最後に1回おじぎ
*お願いごとは1つか2つでOK!
【どんなお願いごとをする?】
日本人はこんな願いをごとをします。
・健康
・勉強や仕事の成功
・旅行の安全
・恋愛
・家族のしあわせ
神社では「何をお願いしても大丈夫」です。
【おみくじも人気!】
神社で引ける「おみくじ」は、あなたの“運勢”が書かれた紙です。
書いてある内容
・大吉(とてもいい運)
・中吉、吉(良い運)
・凶(注意が必要)
など。悪い結果だった場合は、木の枝にむすんで帰ると、悪い運を置いて帰れると言われています。
【初詣は日本文化を楽しむチャンス!】
初詣は、ただお願いをするだけではありません。
・日本の歴史
・神道の文化
・日本の人々の考え方
・静かで神聖な空気
などを感じることができます。
【日本語フレーズを覚えよう!〜初詣・神社編〜】
◎あけましておめでとうございます。
◎ 今日は 初詣に 行きます。
◎お守りを 買いました。
◎ 神様に おねがいごとを しました。
◎ 今年も よい一年に なりますように。
はじめて日本で新年を迎える人にも、とてもおすすめです。
ぜひ日本の文化にふれて、新しい1年を気持ちよくスタートしてください!